できなくなったり、最後にはやめなくてはいけなくなってしまうケースが多くなっているという現状があります。また大人の選手でも、日々の体調管理が難しくケガで大切な試合に出場できなくなったり、出場できても練習してきた成果が存分に発揮できないということもあります。それは、肉体面だけではなく、精神面などでも影響します。こういったことを少しでも改善できるものはないものかと考えていたのが青木氏です。青木氏の夢は、すべての能力ある選手が、身体的能力を十分に発揮して同じ土俵で勝負ができるということです。また、これこそが日本が世界に勝ためのもっとも大切なことだと考えています。このことは体操競技だけではなく、他のすべてのスポーツにおいても同じはずです。